千両役者が主役へ躍り出る
-
- 的中率
- 25%
-
- 回収率
- 37%
堀江記者
「スタールビー賞」で松浦悠士-清水裕友に牙を剥いたのは9平原だった。今年のG1戦線を占う意味でも、勢いに乗らせるわけにはいかない。関東の仲間である吉田拓矢にも同じ気持ちがあったからこそ、あの激しいレースになったのだろう。
「結果というより、やるべきことを最優先しただけ。その上で(郡司浩平に)まくられてしまうのは仕方がない。でも、着として失敗いることは事実なので、(準決勝は)その分を取り返せるように」とキッパリ。さらに、目標の2吉澤について、「直前に西武園で一緒に練習した。しょっちゅうではないけど、たまに来るんですよ。まだ、レースがヘタなのでそこまでの成績を出せていないけど、練習では僕より強いですよ」
と笑顔。輪界の顔と呼ぶべき男が頼もしい味方を得れば鬼に金棒だ。