• 平競輪場ナイター5/29〜5/31

SV FⅠ 平 05/31

吉澤純が乱戦を制する

吉澤純平

吉澤純平

 予想外の乱戦となったが、脚力上位の吉澤純平が貫禄を見せ、2月立川に続く今年2V目を飾った。
 号砲で佐々木省司と岡本大嗣が勢い良く飛び出すが、佐々木がスタート争いに勝って正攻法の位置を確保。阿部拓真-庄子信弘-菊地圭尚-渡部幸訓-佐々木-川津悠輝の長い北ラインが前の位置を占め、以下、吉澤-岡本、田中晴基で周回を重ねる。
 青板2角で吉澤が上昇。3角では前団まで上がってきた吉澤に対し、阿部も車を外に持ち出して応戦。阿部は赤板と同時に吉澤を突っ張ってペースを上げて先手を譲らない。吉澤は引かず番手の庄子の外に追い上げる形となり、後方待機の田中も岡本後位に切り替え、阿部の後位が2列併走の状態となる。そのままの隊形で最終ホームに入った所で田中が一気にカマす。1センターで阿部を叩いた田中の主導権へと変わると、反応良く吉澤がこれを追い、後方から渡部もまくりに転じて上がってくる。後続を離して駆けた田中だったが、直線半ばで吉澤に捕まる。渡部を交わした佐々木が2着、渡部が3着で波乱の決着となった。

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