• 平競輪場F1シリーズ1/13〜1/15

SV FⅠ 平 01/15

高橋晋を利して大槻寛

大槻寛徳

大槻寛徳

 松井宏佑、高橋晋也、雨谷一樹のスピード対決は高橋が制して主導権を奪取。乗った大槻寛徳が21年V発進を決めた。
 号砲で雨谷が勢い良く飛び出して正攻法の位置を確保。雨谷-神山拓弥の栃木勢が前団を占め、中団に松井-松谷秀幸の神奈川コンビで、高橋-大槻の北勢、単騎の河村雅章が後方となって周回を重ねる。青板3コーナーで高橋から上昇を始める。高橋が松井に並び掛けると、併走を嫌った松井は6番手に下げる。そこからは各ラインけん制し合って動きがないまま打鐘を通過。レースが始まったのは残り1周の最終ホーム入り口で、松井、高橋が一斉にダッシュ。誘導を交わして合わせて踏み上げる雨谷を叩いて1コーナーで高橋が主導権を握る。追って上がってきた松井だったが、2コーナーで4番手に下がっていた神山の強烈ブロック一発を受けて失速。そのまま高橋が駆けていき、番手に大槻、3、4番手に栃木コンビで、5番手は切り替えてきた松谷を制して河村が取り切って最後の直線へ。高橋はゴール前で失速し、大槻が有利に抜け出した。2着争いは雨谷、神山、河村で横一線となったが、3着の河村とタイヤ差で神山だった。

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