• 弥彦競輪場F1シリーズ10/9〜10/11

SV FⅠ 弥彦 10/11

番手絶好の松谷秀

松谷秀幸

松谷秀幸

 高橋晋也の番手と願ってもない位置を手に入れた松谷秀幸が9月伊東に続きF1戦を連覇。2月奈良記念を含め、今年4V目となる。
 レースは二分戦で、柿澤大貴がSを取って、末木浩二-山岸佳太-柿澤-小林圭介の関東勢が前団を占める。高橋-松谷-山田幸司のラインは後攻め。青板2コーナーで早くも高橋が上昇を始め、バックでは末木に並び掛けてプレッシャーをかけていく。結局、末木は引いて両ラインの前後が入れ替わる。正攻法の位置を確保するや、高橋はすぐに誘導との車間を切って関東勢の反撃に備える。赤板で末木は反撃に出るが、高橋もダッシュ。踏み合いとなるも、高橋は突っ張って末木を出させない。打鐘で末木は力尽き、山岸は4番手に切り替える。高橋が先行していく中、最終2コーナーで山岸がまくりに行く。前で車間を切って待ち構えていた松谷は詰めてバック番手まくりで応戦。松谷を先頭に直線へ戻るが、山岸、柿澤に内外を来られた山田は追走が厳しくなる。懸命に追いすがる柿澤、山岸だったが、振り切って松谷がVを決めた。

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