• 宇都宮競輪場F1シリーズ6/8〜6/10

SV FⅠ 宇都宮 06/10

守澤太が寸前で差し切る

守澤太志

守澤太志

 昨年末から好走が続く守澤太志が、復調の渡邉一成に乗り今年3V目をゲット。
 渡邉がスタートを取って、渡邉-守澤-内藤宣彦の北勢が前受け。小林泰正-木暮安由-武田豊樹-古川尚耶の関東勢が中団に入り、野口裕史-和田健太郎の千葉コンビが後攻めの周回に。赤板1センターで野口が上昇を始めると、小林は車を大きく外に持ち出してけん制。中団が併走の態勢から、打鐘と同時に小林がスパート。野口も反応良く踏み込んで両者でモガき合うが、最終ホーム入り口で野口が叩き切って主導権を奪った。しかし、和田は連結を外して6番手に下がり、関東の4人がそっくり野口後位にハマる。すかさず車間を切って仕掛けのタイミングを図る小林に、1センターから和田、追って北勢が襲いかかる。和田の上昇は阻まれるが、バック番手まくりの小林へ、北勢が猛然と迫る。スピードに乗った渡邉は2センターで小林を飲み込んで先頭に。守澤が続き、小林目標の木暮は3番手の内藤をドカしにいくのがやっと。渡邉がそのまま押し切るかに、守澤が寸前で差し切った。

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