• 川崎競輪場ナイター7/4〜7/6

SV FⅠ 川崎 07/06

冷静に小原太が地元V

小原太樹

小原太樹

 決勝は関東と南関で2分戦。
 けん制スタートとなるが、しぶしぶ朝倉智仁が出て行って前受け。芦澤大輔-安部達也が続いて前団を占め、野口裕史-蒔田英彦-小原太樹-勝瀬卓也で後攻めに。赤板手前まで来て野口がダッシュ。朝倉も合わせて踏んで突っ張ろうとしたが、野口が2コーナーで強引に押さえ込んで先頭に。この時に蒔田は離れ気味となって、番手には朝倉がハマり込む。朝倉は休まず打鐘で野口を叩きに行くが、野口は主導権を譲らない。外に浮いた朝倉だが、蒔田は後退していて、小原を捌いた芦澤に迎え入れられて野口の番手に入り直す。これで野口の後位は関東3者が続き、5番手に小原、6番手に勝瀬、最後方が蒔田で最終ホームを通過。野口が快調に逃げる中、小原が1センターで安部の内を掬って4番手に上がる。バック手前でまたも朝倉がアタック。今度は野口をねじ伏せて2センターで先頭に躍り出る。しかし、朝倉にもう余力はなく直線に入ると一杯に。朝倉後位から芦澤が抜け出すが、その外を小原が一気。今年初Vを地元で飾った。結局、朝倉はゴール前で勝瀬と絡んで落車し、3着には最後方から最後まで諦めずに踏み上げた蒔田が入った。

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