• 岐阜競輪場F1シリーズ1/18〜1/20

SV FⅠ 岐阜 01/20

森山智が待望のS級初優勝

森山智徳

森山智徳

 後輩の引き出しを受けた森山智徳がチャンスを逃さずV奪取。10年7月のデビューから約10年半かけて待望のS級初優勝を手にした。
 野原雅也、皿屋豊が単騎となった決勝戦は、スタートの早い坂本健太郎が正攻法の位置を確保し、上田尭弥-森山-坂本の九州勢が前受け。以下は野原、原田研太朗-網谷竜次、皿屋で周回を重ねる。青板2センターから原田が上昇を始め、赤板から合わせて踏み出す上田を押さえ込んで先頭に立つ。引いて絶好の3番手を手にした上田は、後方に構える単騎の2人を警戒しながら打鐘でダッシュ。原田を叩いて九州勢が先手を奪う。野原が4番手に続き、5番手に原田、最後方に皿屋の一本棒で最終ホームを通過。そのまま動きはなく、バックからようやく野原がまくりに行く。しかし、3コーナーで森山のけん制を受けると乗り越えられずスピードが鈍る。2センターで踏み出した原田もすぐには車が出ない。4コーナーで上田を交わして出た森山は、内を突く坂本、外を強襲の原田らの追撃を振り切ってゴール線を駆け抜けた。

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