• 福井競輪場F1シリーズ10/23〜10/25

SV FⅠ 福井 10/25

筒井敦が3年ぶりのV

筒井敦史

筒井敦史

 伏兵の筒井敦史が16年11月久留米以来、3年ぶりの優勝で波乱を演出した。初手の並びは島川将貴-池田憲昭-筒井、南潤-松岡健介、北津留翼、渡邉雄太-守澤太志-安部達也の順で落ち着く。
 青板の2センターから上昇した渡邉が赤板過ぎに先頭に立つ。前受けから4番手まで下げた島川との併走を嫌った南は打鐘前で渡邉を押さえて先行態勢を取る。単騎の北津留が続いて3番手、渡邉は4番手に収まる。これで7番手となった島川は打鐘の2センターから反撃に出るが、松岡の2度のけん制を受けて後退。今度は渡邉が2コーナーからまくるが、合わせるように北津留も3番手から踏み上げる。車間を空けて備えていた松岡が北津留を軽く振って止める。空いたインコースを突いた筒井が松岡を外に弾いてから鋭く追い込んだ。渡邉が不発の展開から守澤が2着に強襲した。

ページトップへ