• 福井競輪場F1シリーズ11/11〜11/13

SV FⅠ 福井 11/13

稲毛健が有利に逃げ切る

稲毛健太

稲毛健太

 対抗する関東勢にまさかのアクシデントがあり、流れは近畿勢に。稲毛健太が逃げ切って、4月小松島以来となる今年2V目を飾った。
 号砲でいち早く稲毛が出て正攻法の位置をキープ。渡辺十夢-村田雅一が続く近畿勢が前団を占める。金子哲大-藤原憲征-志村太賀は4番手以下となり、最後方に単騎の小原太樹で周回。赤板と同時に金子が動くと、合わせて稲毛も踏み出す。突っ張る気配の稲毛の様子を窺うように金子が2コーナーで車を緩めると、突っかけた藤原が落車。関東ラインは勝負が始まる前に瓦解してしまった。小原は近畿勢に切り替えていて、志村も5番手に降りる。金子は6番手に。後続の動きを見やりながら流していった稲毛は最終ホーム手前からスパート。小原は車間を切ったがまくれず。一本棒のままバックを過ぎたところで金子がまくるもこちらも4番手の外までが一杯だった。近畿3人のV争いとなり、地元Vを目指した渡辺、3番手から厳しく中を割ってきた村田を振り切って稲毛が勝利した。

ページトップへ