• 高松競輪場F1シリーズ10/12〜10/14

SV FⅠ 高松 10/14

好条件を生かし上田尭が初V

上田尭弥

上田尭弥

 上田尭弥、嘉永泰斗の熊本113期コンビが、上田-嘉永で並んだことで、上田の先行一車のメンバーに。絶好のチャンスを逃さず、上田が特進から半年余りでS級初優勝を飾った。
 号砲で嘉永が出て、上田-嘉永-中村圭志の熊本トリオが前受け。ここに柏野智典-北村信明の中四国勢が初手から競り掛ける。小川勇介、加倉正義の単騎勢は後方待機で周回。全く動きのないまま、打鐘まできて上田はダッシュ。番手は激しい取り合いとなるが、柏野が最終ホームで内の嘉永をキメて競り勝つ。しかし、その後位の中村と北村の併走は依然として続いていて、1コーナーで中村が踏み勝って3番手を死守。中村は、下がってきた嘉永を前に迎え入れる。入れられた嘉永はバックで再度追い上げていくも、なかなか柏野の横までは上がれない。そのまま直線に入るが、柏野が嘉永に対し駄目押しのけん制にいった隙を逃さず中村が内を掬う。さらに脚を溜めた小川が外を強襲。上田が押し切り、2着争いは3者横並びから小川が制していて、3着は中村だった。

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