• 富山競輪場F1シリーズ10/5〜10/7

SV FⅠ 富山 10/07

役者が違った浅井康

浅井康太

浅井康太

 格が違う。浅井康太が、勢いある若手の島川将貴をあっさりまくって貫禄を示した。
 号砲で、金子貴志が島川を制して正攻法の位置を確保。浅井-金子、島川-小倉竜二-福島武士、椎木尾拓哉、今岡徹二で周回する。単騎勢の動きも気になったか、島川は徐々に前との車間を開けていくが動かず、赤板は変わらぬ隊形のまま通過。島川が仕掛けたのは1センターで、2コーナーでは先手を奪い取る。一方、叩かれた浅井は四国の3人に、椎木尾まで出させて5番手に構える。飛ばす島川に対し、最終2コーナーから詰める勢いで浅井が一気にまくる。スピードに乗った浅井は四国勢に抵抗する隙も与えず、3コーナーで島川をねじ伏せて先頭に。離されながらも必死に追いすがる金子を従えて、堂々先頭でゴールした。小倉は3着に入るのがやっとだった。

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