• 小田原競輪場開設68周年記念北条早雲杯争奪戦8/26〜8/29

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 小田原 08/26

 連日の猛暑の中で行われた小田原記念。短走路でのスピードバトルにファンは沸いた。

取鳥雄吾

取鳥雄吾

 取鳥雄は準決勝で竹内雄らを相手に先行策。岩津裕の優出に貢献した。最終日でも、そろった同型相手に逃げ切って2勝目を奪取。今後も、岩津との連係を軸にレベルアップを誓った。

 「脚的には良くなっているけど、タイムは出ていない。(準決勝は先行したが)それをしないなら、岩津さんが前の方がいい。一人でタイトルを獲っちゃう人ですから。(岩津との連係を)見越しておけば、他の人とやった時に決まると思うので。今はこれをやっていくしかない」

野原雅也

野原雅也

 成長著しい野原雅は、12着で準決勝に進出。今後も、課題を克服しながら進化を続ける。

 「2日目、3日目と落ち着きがなかったです。突っ張られたり、出られなかったらどうしようって思ってしまって。もっと落ち着いていかないといけないですね。でも、ただいくだけの選手にはなりたくないし、その点においては勝負にいけていると思います」

 廣田敦は4743着で確定板入りは一度だけ。それでも、4日間長い距離を先行するなど、積極的に攻めた。

 「自分の中では悪くなかったと思います。最近はいかないで負けていたので。こういうのを続けていかないと強くならないし、継続していきたいです」

渡邉雄太

渡邉雄太

 最終日の第9Rでは、S級ブロックセブンが行われた。勝ったのは渡邉雄。打鐘の4角から巻き返した渡邉は、池田良に合わせて踏まれる苦しい展開。それでも、池田を追走し直線で差し切った。

 「池田さんが上がった時に、転んだと思って怖かった。走る前に(自分の)オッズが3連単で、10倍ってのが見えて。そこから緊張しっぱなし。7車立ては緊張感がすごい。(今後は)まず、次のF1を頑張ります」

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