• 防府競輪場開設69周年記念周防国府杯争奪戦11/1〜11/4

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 防府 11/01

鈴木庸之

鈴木庸之

 鈴木庸は新車を投入した前々回の四日市F1を2着、続く岐阜F1を4着。

 「新車がすごくいいって言ってるわりに、成績が出てないんでこの辺でどうにかしたい」

 抜群の感触をつかんでいただけに、あとは結果を出すだけだった鈴木の今シリーズは、1着。

 「決勝はどっち(三谷竜、清水裕)が来ても番手と思ってた。5、6割で踏んだけど、合っちゃった」

 結果的に三谷を合わせて突っ張り先行。山田英のまくりも不発に追いやった鈴木のダッシュ力には、マークした諸橋愛も舌を巻いていた。

川口公太朗

川口公太朗

 初日は松本貴を相手に先行策で同県の原真とワンツーの川口公。これで波に乗ったのか2着。準決も積極策を披露して、最終日は神田龍の番手でセンスを感じさせる立ち回りで好配当の立役者となった。

 「感じがいいから、いろいろな動きができるんだと思う。ゆくゆくは追い込みになろうって思ってる。今回はいろんなことが勉強になった」

 番手で別線を阻んだ最終日だったが、逃げた神田を交わせず。「準決でいい競走したんだから、あそこはきっちり差しておかないと。やっぱり点数がないと(いい位置を)回してもらえない。(川口)聖二と公太朗には期待しているんで」と、山口富もアドバイスを送った。

恩田淳平

恩田淳平

 悩んだ末に準決では、郡司浩を目標にした諸橋愛とは別線を恩田淳が選択。坂口晃には競り負けたが、竹内雄の番手で勝負した。

 「あっさり負けすぎて情けない。でも、やりたいことはできた。悔しいけど、これが現状なんで。ギアの部分でもA級では3・77でやってたし、それが3・85でやっと、3日間、4日間を走れようになってきた。そういう意味では、もうひとランク上げていかないと。また、明日から練習ですね」

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