• 高松競輪 開設69周年記念玉藻杯争覇戦1/30〜2/2

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 高松 01/30

香川雄介

香川雄介

 松浦悠士の完全優勝で幕を下ろした高松記念。直後に控える今年最初のG1全日本選抜に大きな弾みをつけた。地元の香川雄介は今シリーズが復帰戦。準決勝で落車したが、最終日まで気力で走り抜いてシリーズ3勝を挙げた。

 「(12月伊東記念の落車で)肋骨を3本折ったけど、練習はわりとできていた。(準決勝の)落車で頭を打ったから直後は少しぼんやりというかふらふらもしていて、帰る方法もあったけど、池田(憲昭)も帰ったし、地元の上がおらんくなるのはダメかなと。朝は体も痛くてキツかったけど、県外から観に来てくれている人もいると思うし、地元の選手として走らないといけないなと。準決は落車で悔しい形での敗退となったけど、みんなのおかげで3勝できたのは良かった。また来年の記念を頑張りたいですね」

松本貴治

松本貴治

 松本貴治は連日、四国ラインの先頭で奮闘。オール連対で決勝まで勝ち上がった。

 「ヤンググランプリを獲って、そこまで変わったことはないんですが、やっぱり周りから少しは注目されるので、気は引き締まってます。前回の防府はあまり感触が良くなかったんですが、今回はいい感覚で走れました。このあとは全日本選抜があるし、3月には地元記念もあるので、しっかり結果を残せるようにしたいですね」

菊地圭尚

菊地圭尚

 菊地圭尚は18年3月名古屋以来、約2年ぶりの記念優出。グレードレースで久しぶりに存在感を発揮した。

 「状態は徐々に戻ってきています。二次予選、準決勝は新山(響平)が行ってくれた。あんなにいい展開になるとは。最近はF1が多いので、こういうトップクラスと走るとスピードの差は感じますね。でも、こういう目の前のチャンスをしっかり生かして、上げていきたいですね」

野口裕史

野口裕史

 野口裕史は通算3度目の記念優出。昨年末のヤンググランプリの落車から立ち直ってきた。

 「ヤンググランプリの落車で打撲がけっこうひどくて、2、3日歩けない状態になりました。だからもうちょっと悪くなるかなって思っていたけど、思った以上に走れてます。今回は練習をやりすぎて疲れが心配だったんですが、感じは良かったです」

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