• 四日市競輪場開設69周年記念泗水杯争奪戦11/5〜11/8

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 四日市 11/05

山岸佳太

山岸佳太

 山岸佳太もコロナ休止期間後から調子を落としていたが、ここにきて復調ムード。自身も手ごたえを感じている。

 「脚はだいぶ戻ってきたし、メンタルも良くなってきました。最近、負けたら悔しくて。普通のことだと思うけど、成績が落ちていた時は負けても悔しさがなかった。今回の準決も何でこんなレースをしたんだって自分に腹が立ったり、そういう気持ちが戻ってきました。今回は平原(康多)さんと神山(雄一郎)にアドバイスをもらった。平原さんからはラインを巧く利用しろと。利用って言葉は良い表現ではないかもしれないけど、利用することによって自分も楽になるし、それが結果的にラインの人達にも良い方向に向くからって言われました。神山さんは競輪選手のデータが趣味みたいで、ほとんどの開催を録画していて日頃からいろんな選手のレースを見て、勉強しているみたいです。急に強くなった選手とかはレースをコマ送りとかにして、ペダリングまでチェックしているみたいで。神山さんは、俺は変態だって言ってるけど、すごいなと思います。それで最近、神山さんはまた状態を上げてきているし、今でもS級で戦っているのはそういうところもあるのかなと。それで最近、自分も大学の先生や教授に頭を下げて教えてもらいデータ分析とかをやり始めました。自分は、同期の(鈴木)竜士や、(吉田)拓矢みたいに一回で競輪学校に受かっていないし、(4回目の受験で)苦労して受かったけど、それでも2人と同じS級で何とか戦えている。脚は2人の方があるから、自分はそれ以外のところで勝負しないと勝てない。G1の特選に乗ったり、準決、決勝で勝負して活躍したくて競輪選手になったので、時間はかかるかもしれないけど、着実にそこまで登っていきたいです」

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