• 武雄競輪場開設71周年記念大楠賞争奪戦4/22〜4/25

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 武雄 04/22

岩本俊介

岩本俊介

 このあと中1週でダービーを迎える直前の記念シリーズだけあって、主力組は大一番を見据えての戦い。それでもS級S班の4人はきっちりと決勝にコマを進めて、松浦悠士が武雄記念連覇を遂げた。岩本俊介は初日特選、決勝と郡司浩平とのタッグ。不慣れな番手回りのなかで課題を見つけ、自力での二次予選、準決では組み立て面などでレベルアップしているところを見せた。

 「(決勝は)山田(英明)さんのところでキツくなって、離れてしまった。慣れてないっていってもやってかないとダメですよね。準決は単騎の神田(龍)君を入れないあたりは、自分でもいい動きだったと思う。そのあとの(松岡)貴久に引っ掛けられても耐えられた。貴久は失格なんで、ああいうところもいろいろ勉強しているところ」

 初のG1ファイナルに向け、脚力だけに頼ることなく、テクニックも磨いている岩本のダービーが楽しみだ。

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