• 道後温泉杯争覇戦10/13〜10/16

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 松山 10/13

藤原春陽

藤原春陽

 藤原春陽は、7月の本格デビューから未だ勝ち星がない。レースでは自力を出すことを念頭に置き、前を取って突っ張って逃げるパターンがよく見られる。だが、最終日は周回中からじっくりと脚をため、6番手からのまくりで勝負した。接触もあって2着だったが、そのスピード感は秘めるポテンシャルの高さを感じさせた。

 「中団を取って、いつもと違う競走がしたかった。(最終)2コーナーからガツンとまくる競走をやりたかったので、理想通りでした。自分でもスピードが出てたなと思う。風が強かったから止まるかなとも思ったけど、よかった。できれば2コーナーまくりとかも使いたいけど、強い人たちがいるレースだと、位置も取れないし、後ろからじゃまくれない。だから前から突っ張るようなレースをしています。今回はビビッて動けないレースが多かった。もっと練習して、気持ちも脚力も付けていきたいです」

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