• 青森競輪場第39回共同通信社杯9/15〜9/18

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅡ 青森 09/15

郡司浩平

郡司浩平

 平原康多、郡司浩平が一次予選で敗れて、7人いたS班で決勝までたどり着いたのは、わずかに地元の新山響平だけだった。一、二次予選がともに自動番組編成でメンバーの偏りもあり、本来あおりを受けることが少ないS班の選手たちにとっては、受難のシリーズになった。そのなかで地元ビッグ制覇に単騎で敢然と仕掛けた新山の決勝の走りは、優勝にこそ結実しなかったが新山らしいS班にふさわしい内容だった。

 渡邉雄太が目標の一次予選では、まさかの8着だった郡司浩平。シリーズを未勝利も、その後は着と成績をまとめた。2日目以降はすべて番手の選手に白星をプレゼントする仕掛けを見せて3日目のカマシ先行で、ようやく好感触を得た。

 「今日(3日目)は、昨日よりもかなり感じ良く踏み上げられた。出てからは練習のイメージで踏んでいけた。(最終)4コーナーからタレて、押し切れなかったのは脚力のなさです。(2日目までは)自分が思ってた(自転車の)ポジションになってなかった。何ミリかですけど、ズレていた。(3日目で)レースに来る前の練習の感覚にはなった。(2日目までは)調整ミスかなと思ったけど、感覚のズレだった」

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