• 京王閣競輪場開設74周年記念ゴールドカップレース10/28〜10/31

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅢ 京王閣 10/28

荒川達郎

荒川達郎

 最終日には123回生7名による『ルーキーシリーズ2023プラス』が行われた。在所1位で卒記チャンプの荒川達郎は3着だった。10月前橋での誘導妨害のペナルティで、今年いっぱいはあっ旋がなくなる。あっ旋のない約2カ月の期間で、脚力だけでなく精神面も成長するつもりだ。

 「1着をとり切れなかった。とり切れるようになるまで、(あっ旋の止まる)2カ月間しっかり練習してきたい。最近は競走に対する気持ちにムラを感じる。どのレースでも、一本一本同じモチベーションを持てるようにしないと。自分がどういう選手になりたいのかを見つめ直して、脚を付け直すこともそうなんですけど、また一から頑張りたいです。復帰したら9連勝できるように。何が起きても9連勝。最低限でも9連勝と思って頑張りたいです」

吉田有希

吉田有希

 吉田有希は初日に突っ張り先行に出て7着に沈み、まさかの一次予選敗退を喫した。シリーズ2勝を挙げたが、成績の波は本人も自覚するところ。先行策で着をまとめ切れるかどうかが今後の課題だ。兄・拓矢の年内の復帰が決まったことをモチベーションにして、脚力アップに励む。

 「0か、100かみたいな選手になっちゃってますよね。主導権を握ってラインを生かしながら、結果をまとめていけるようになりたい。競走は詰まってるけど、自転車に乗ってないと気持ち悪いんでしっかり練習はやっていきたい。今回来てる松崎(広太)先輩とはよく一緒に練習しているし、茨城の若手はまた士気が高くなってる。それに、12月に(吉田)拓矢が復帰できることが決まったんで。拓矢は後輩たちのためにメニューを組んでくれたり、バイクで引っ張ったり、みんなの面倒を見てくれている。帰ってきたら恩返ししたいですね」

大川剛

大川剛

 121期の注目株、大川剛は初日7着で早々に勝ち上がりから姿を消した。その初日よりも、本人の心に残ったのは3日目の特選競走。別線に警戒網を敷かれて、記念クラスの洗礼を浴びた。そのうっ憤を晴らすように、最終日は小松崎大地の前で突っ張り先行に出てラインワンツー。この失敗と、成功が、大川のさらなる成長の糧になる。

 「3日目が今までで一番悔しかった。何もさせてもらえなかった。(最終日は)何が何でもって気持ちでした。小松崎さんは自力でG1を戦ってますし、それ以上のことをやらないとと思って。4日間で得るものはたくさんありました。まだ自分は9車立てが2回目なんで、レースの流れとか、みんながどこで来るのかも分からなくて、無駄にペースをあげてしまったりっていう失敗があった。ここまで悔しかったことは初めてなんで、これを忘れないで走っていきたい」

宿口陽一

宿口陽一

 小田原G3を自力で制した宿口陽一は、今節は決勝進出ならずも、坂井洋を2度差し切ってシリーズ2勝。F1戦の優出もままならなかった一時期とは、明らかに動きが違っている。今のデキなら、競輪祭での復活劇にも期待が持てる。

 「坂井の初速にはまだ対応できてないですね。今日(最終日)も全開の坂井だったら怪しかった。口が空いて追いかけて、さばかれるパターンもあったと思う。ただ、追いついてからはニュートラルに入るし、そこからの余裕はあるんですよね。(10月)福井から新車に変えて、小田原G3でセッティングがハマって調子自体は良いんです。練習も街道を取り入れたり、練習グループのみんなでいろいろ考えながらやってる成果も出てる。競輪祭に向けてやってるんで、ここと、次の前橋は疲労感のある中で走ると思う。でも、競輪祭はやらないと駄目だと思っているんで頑張りたい」

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