• 名古屋競輪場 第79回日本選手権競輪4/29〜5/4

インサイドレポート・シリーズ総評

ピックアップ GⅠ 名古屋 04/29

佐藤慎太郎

佐藤慎太郎

 1月松阪記念の決勝で落車に見舞われた佐藤慎太郎は、骨盤骨折などの大怪我に見舞われた。復帰場所となった今シリーズは、❼着。「理想とはほど遠い状態ですよね。ただ、普通の生活ができない期間が2カ月近くありました」と、前検日に言っていたように、いつものG1とは違った。最終日は山岸佳太のカマシに乗って、伊藤旭のまくりをブロック。ゴール寸前で山岸を交わした佐藤には、多くファンが声援を送った。

 「山岸がいいレースをしてくれて、お客さんが声援をくれてグッときましたよ。まだ頑張らないといけないって。ただ、脚力はゼロに近いね。前の状態に戻すのに、どれくらいかかるかわからないけど、1つずつやっていきたい。出力が下がっていて、自分の力が落ちていると感じた開催でしたね。(脚力ではなく)山岸の気持ちと、自分の気持ちで勝てました。(骨盤骨折から復帰して)この辺なのかなという気持ちが芽生えた部分もあったけど、この1着でお客さんの声援を聞いて、もう1回やろうという気持ちになりますね。(実際に走って開催に入る前に)想定してたよりもひどかった。でも、骨盤をやったら、普通は半年休む。状態もしっかり話しているし、無理はしている。もうちょっと走れるかと思ったが、そういう感じではなかった。でも、日に日に戻ってくるのを楽しみにしています」

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