ピックアップ GⅢ 松阪 10/10

櫻井祐太郎
シリーズを2➃➇➁着の櫻井祐太郎は、3度のバック奪取と相変わらずの積極性を見せたが、流れの中での対応力も身につけつつある。郡司浩平に力負けした準決でもわかるように、課題をつぶしていくことができればワンランクもツーランクもアップできる。
「(準決は)いいメンバーのなかで戦えて、勉強になったところもある。でも、自分の力のなさを痛感させられた。まずは自分の走りで、着に絡めるように。それが特別(G1、G2)の舞台だったら一番いい。そこを目指していかないと。自分ではいまの108点の脚はない。脚力的には同じ点数の人と戦えるレベルにはないと思っています。でも、自分の持っている脚力をいかに使うかだと。(トップスピードを上げる)練習もしています。いまの競輪はスピードがないとやっていけないんで」