• 第15回 サマーナイトフェスティバル7/13〜7/15


ガールズケイリンフェスティバル シリーズ展望

児玉碧衣を巡る争い

児玉碧衣

児玉碧衣

 ガールズ上位が一堂に会する夏の頂上決戦。勝ち上がりから狭き門で熾烈な争いが繰り広げられるが、主役は児玉碧衣で揺るがない。昨年8月のガールズドリームレースで念願のビッグ初制覇を遂げた児玉は全くスキがなくなった。以後は11月小倉でのガールズグランプリトライアル、ガールズグランプリ、5月松戸でのコレクションを制し、今年ここまでの戦績も39戦36勝、2着3回の凄まじさ。唯一完敗したのは小林優のまくりに屈した3月大垣でのコレクションのみだ。その小林と再び相まみえる8月名古屋でのコレクションまで負けられない。トップクラスの中でも次元の違うダッシュ、スピードに、最近は仕掛けも早いので、最終バックを奪って押し切る可能性が高い。

石井寛子

石井寛子

石井貴子

石井貴子

 石井寛子、石井貴子(千葉)がどこまで児玉に迫るか。石井寛は今年39戦31勝、石井貴は6月に自己最高の16連勝を達成と両者ともに近況は充実。ともに対児玉では分が悪いが、石井寛は昨年のこの大会、11月伊東で児玉を破って優勝しているし、石井貴は昨年5月平塚でのコレクションは児玉を差して制覇。大舞台の実績は豊富な2人。児玉の踏み出しに俊敏に反応していければ勝機は開ける。

梅川風子

梅川風子

 一撃の破壊力で梅川風子、持ち前の先行力に陰りのない奥井迪にも魅力を感じる。梅川は6月四日市の予選1、2と上がり11秒台のまくりを連発して圧勝。これは児玉をも上回るタイムだった。奥井も3連覇と勢いを感じる。また、6月四日市で児玉のカマシに付け切って優勝の小林莉子も相変らず勝負強い。一方、3月当所で児玉相手のVがある鈴木美教は6月小倉MNでの落車の影響が気掛かり。

 佐藤水菜、柳原真緒の114期勢もそろそろビッグレースで爪痕を残したい。特に佐藤は強地脚を武器に、今年11Vと普通開催では圧倒的な強さを見せている。自分の形に持ち込めれば大駆けがあるか。 

出場予定選手

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