• 第71回 高松宮記念杯競輪6/18〜6/21

高松宮記念杯競輪

SS班9名が勢ぞろい

脇本雄太

脇本雄太

新田祐大

新田祐大

松浦悠士

松浦悠士

  •  第71回 高松宮記念杯競輪は6月18日~21日の日程で和歌山競輪場において開催される。日本選手権競輪が新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催中止となったため、2月に開催された全日本選抜競輪以来のG1大会。今シリーズはオリンピック競技大会(21年東京)自転車トラック競技の日本代表に内定した脇本雄太、新田祐大をはじめ、今年初めてS班9名が参戦するファン必見の4日間だ。なお、東西対抗形式のため、勝ち上がり戦は東日本と西日本に分かれて熾烈なバトルが繰り広げられる。

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推奨選手

東龍之介

東龍之介

  •  Pick Up 1

  •  今回が初の高松宮記念杯。昨年はダービーのみだったG1の出場が、今年は全日本選抜、ダービー(中止)、そして今シリーズとすべてのG1出場キップを手に入れてきた。地力がついた証だろう。早めに追い込みに転身した東も今年で30歳。培ったテクニックと磨き上げた脚力を大舞台で見せる。

和田圭

和田圭

  •  Pick Up 2

  •  直近の函館でV奪取するなど、やはり追い込みで狙える選手だ。決勝は目標の宇佐見裕が突っ張られて終了かに、8番手からの大まくりを披露した。タイム云々ではなく、後方から自力を出せるのは練習の裏付けがあってこそ。追い込みといえどもタテ脚が求められてるだけに、最後の明暗を分けるのはこの脚かも。

野原雅也

野原雅也

  •  Pick Up 3

  •  近畿地区の歴史あるビッグレースなら、まず注目したい選手だ。今年も3月別府での落車はあったが、地元ビッグに向けて立て直した成果だろう。4月武雄、5月宇都宮と記念でもきっちりと決勝戦に勝ち上がっている。宇都宮は「日に日に(調子が)良くなってる」と話していたが、一番光ったのはレースでの判断力だった。それは連係した稲川翔の「しっかり自分の力を出し切ってくれる選手になってくれてきた」という言葉が物語っている。初出場の宮杯でも活躍が見込める。

佐々木雄一

佐々木雄一

  •  Pick Up 4

  •  今年に入っても好気配を維持。5月宇都宮記念4着では初日こそ「久々のレースで体がおかしかった」と話していたが、日に日に感覚を取り戻していた。調子自体は良さそうで、2勝を挙げた全日本選抜、二次予選を勝ったウィナーズカップに続き、ここも鋭いタテ脚に注目だ。

稲毛健太

稲毛健太

  •  Pick Up 5

  •  和歌山では初となるG1開催。選手生活10年目、充実期を迎えた中でデビュー以来、もっとも重要な大会になる。5月の宇都宮記念、豊橋全プロはいまひとつの成績だったが、この地元の大一番に向けて、完璧な状態に仕上げてくるだろう。ビッグ初優出を目指して、まずは初日の西日本一次予選突破を目指す。

黒沢征治

黒沢征治

  •  Pick Up 6

  •  関東のホープは着実に成長している。5月豊橋の全プロは2日目の選抜戦で野口裕の先行をまくった。「2日間、いろんな人にアドバイスをいただいて、収穫の多い開催でした。宮杯に出れるので、ここで感じたことをしっかり練習に生かします」。G1初出場の2月全日本選抜は初日に落車。2度目のG1挑戦でビッグレース初勝利を狙う。

山田英明

山田英明

  •  Pick Up 7

  •  今年一つ目のG1、全日本選抜で決勝3着。その後も4月地元の武雄記念で優出を果たし、豊橋全プロ2日目のワンダーステージでは、まくりで白星をゲットした。全プロは「初日は組み立てに失敗しましたけど、2日目は10秒台でまくれたし、感じはすごく良かったです」と振り返っていて、続く久留米記念では二次予選で失格となったが、レース運びや動き自体は悪くなかった。過去に2度、優出経験がある今大会でも、らしいレースで九州勢の軸となる。

河端朋之

河端朋之

  •  Pick Up 8

  •  惜しくも東京五輪の代表選考では補欠となったが、全プロから競輪に復帰。続く久留米記念では「競輪の感覚が戻ってきている」と話していた。優出はならなかったものの、逃げて強靭な掛かりを見せて猛アピール。ここも持ち前のスピードを生かしたレースができれば、久々のG1勝利に期待できそうだ。

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