検車場レポート
柴崎 俊光 三重 91期 |
前受けから7番手まで下げた谷口遼平は、打鐘から一気にスパートして佐々木龍を叩く。中部ライン3車で出切って軽快に駆けると、絶好の展開となった柴崎俊光が直線で鋭く伸びてバースデー勝利をつかんだ。
「緊張し過ぎて視野が狭くなっていたし、4コーナーから脚が三角に回っとるんちゃうかなって感じでした。直線が長くて(佐々木)龍に差されたかと思いましたね。今日(11月5日)は誕生日だし、今回は1年ぶりの地元開催。去年は初日失格だったから、いろんな意味で初日が勝負だと思っていました。明日(2日目)からはもうちょっとリラックスして走れると思います」
中団を確保して直線で伸びた佐々木龍が2着でゴールした。
「良い位置から追い込むことができました。もうちょっと早めに踏むのが理想だったけど、谷口君も僕を見ながら踏んでる感じだったので。(状態は)悪くないと思います。とにかく勝ち上がることを考えていたので、2着でうれしいですね」