検車場レポート
村田 雅一 兵庫 90期 |
後ろ攻めの中西大が赤板で上昇し、中団の小野裕次は中西ラインを追っていく。早坂秀悟は7番手まで下げて打鐘で一気に巻き返すと、中西も合わせて踏み主導権争いに。中西が最終1センターで踏み勝ち、まくり出た小野の追撃も振り切ると、最後は絶好の展開を迎えた村田雅一が差し切った。
「打鐘の2センターでカマしてきた時に止めれば良かった。それで(中西)大もオーバーペースになった。周りはしっかり見れているし、ワンツーを決められたので状態は良い。松阪から新車のセッティングが出たので良いですね」
果敢な先行勝負に出た中西大がラインの上位独占に貢献。
「初手はどこからでも良かった。あと600メートルなので(早坂を)突っ張ってもいいと思った。発走台に付いた時に風もなかったし、軽そうだなと思ってた。秀悟さんがヨコまで来たときも回せていた。自分の中でも凄い良いけど、ゴール前でアレってくらい抜かれたので村田さんが仕上がっていると思う」