検車場レポート
佐藤 和典 神奈川 70期 |
じわじわと上昇して先頭に立った久保将史を、馬場和広が押さえると、菅田謙仁が打鐘で叩く。流した菅田に対して久保がすかさずカマして最終ホームで主導権を奪い返すと、番手で車間を空けて別線をけん制した佐藤和典が好展開をモノにして差し切った。
「人気薄なのにすいません。この後の売れ行きが心配です(笑)。とにかく(久保)将史が頑張ってくれた。しっかり叩いてくれたしね。(久保)将史のおかげだし何もしてないよ」
最終1センターで落車があり馬場和広と小佐野文秀が棄権。南関勢を追った菅田が外を踏むと、その内を伸びた山崎司が2着に入った。
「最後はたまたまですよ。脚は残っていたし。組み立て的には菅田君は久保君を出させない方が良かったね。もう最終ホームだったし。でも、最後は外を踏んでくれたし、2人で勝ち上がれてよかった」