検車場レポート
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| 黒田 淳 岡山 97期 |
松田大が赤板前で上昇すると、打鐘で巻き返した伊東翔貴と踏み合いになる。両者が後方の清水の動きを確認してペースを落とすと、清水裕友がすかさずに叩き返して最終ホーム過ぎでは先頭に立つ。ラインで3車で出切ると、別線は離されて、番手の黒田淳が余裕で差し切る。
「清水君は詰まったところで良いタイミングでいってくれたし、付けやすかった。今日はダッシュさえ気をつけていた。出切ってからは余裕をもって車間を空けられているし、差せた。今回であと2勝して200勝したいですね」
絶好のカマシで2着に粘った清水裕友だが、本調子ではない様子。
「キツかったー。体調があまり良くないですね。今日は前が踏み合ってくれたし展開が向いただけ。仕上がりは最悪。昨日の練習中から重かったし、今日も朝からお腹が痛くてアタマもいたい。ダービーの疲れかはわからないけど、立て直せるように何とかしたい。差されたのは後ろが黒田さんですしね」。
伊藤大彦がライン３番手で続き上位独占。
「清水君の踏み出しは強烈でしたね。一瞬空いてしまったが、そこから持ち直せたし付け切れて良かった」。