検車場レポート
梶田 舞 栃木 104期 |
スタートで2番手に位置した梅川風子が打鐘前で児玉碧衣の上昇に合わせて動く。そこを児玉が叩いて打鐘から先行態勢に。児玉の番手に入った梅川が最終2コーナー前から仕掛けて強引にまくりきり、後位の小林莉子に絶好の展開になったが、最終バックで6番手の梶田舞が大外をまくって1着まで届く。
「GP以来ビッグレースは初で、若い子が出てて羨ましいなと思っていた。(バック6番手で)絶体絶命だと思ったが、2センターでちょっといけるかもと思った。前回から良くなっているし、自分や応援してくれるファンのために頑張りたい。1着で嬉しいし、明日に向けても気持ちに余裕が出る」
絶好の展開だった小林莉子は悔しい表情で気持ちを引き締める。「作戦的にはこうなる(児玉と梅川で踏み合う)と思っていた。前で駆けてい2人が強いですね。自分の展開になっただけに、悔しいですね。後ろから伸びてきた梶田さんが強かった。初日に良くても(2着という結果で)明日が勝負ですね」
梅川風子は強引にまくりきるが、3着まで沈む。
「(児玉を)突っ張るつもりだったけど、その上をいかれてしまったので強いですね。調子は悪くないが、それ以上に碧衣ちゃんが強い」
打鐘先行の児玉碧衣は後位から梅川にまくられて明日への修正を誓う。
「打鐘前からいくのはキツかった。梅川さんが踏んでて、先行争いにはなると思ったが。(出切ってから梅川のまくりを)合わせきったと思ったけど…。出脚は良かったけど、後半にキープできていないので明日修正したい」