検車場レポート
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| 佐々木 豪 愛媛 109期 |
引地正人が後ろ攻めから赤板で先頭に立つと上昇してきた堀内俊介を出させずペースを上げて打鐘を通過。前受けから車を下げた佐々木豪は最終ホーム手前から一気に反撃を開始。中団から堀内が合わせてまくるもその上を豪快に飲み込んでゴールした。
「順番が来たら仕掛けようと。風が強かったから、みんな展開を遅く遅くしようとしていたと思う。重たいのは嫌いじゃないけど、フタされるのが長かったからどうしようか考えていた。引きつもりはなく、切るまでは我慢した。堀内さんが前にいくのが見えて下げてすぐと思ったが、9車で引くのにも時間がかかる。ホームが重たかったからあそこで出さないとと考えて、力一杯仕掛けた。33の感触を掴みたかったけど、昨日と感触が全然違った。もう少し軽くなってほしい。疲れはあるけど、状態は良い」
堀内俊介は引地に突っ張られるも3番手の位置で立て直して先まくりを放つ。佐々木にその上をまくられるが、新田康仁が筒井敦史を張ると結果的に佐々木を追う形となり2着に入った。
「切るつもりだったけど、バンクが重くて、ホームで引地さんがきった所ですぐに切ると重い所を踏む回数が多くなってしまうから引地さんが突っ張る気配もあったけど、賭けでしたね。結果的には早く切れば良かった。バンクコンディションに惑わされた。入れてもらえたから脚は溜まっていなかったけど、無理矢理仕掛けた。少しずつ乗っている感じが良くなっている」