検車場レポート
三宅 伸 岡山 64期 |
打鐘で掛水泰範が重倉高史を押さえて主導権。前受けから下げた鈴木竜士は、2センター過ぎから反撃に出るが、掛水のスピードに車は出ず、3番手にいた重倉とからんでいっぱいに。懸命に逃げた掛水を先頭に4コーナーを回ると、絶好の展開が向いた三宅伸が鋭く伸びて1着でゴールした。
「9割9分9厘、掛水君のお陰。走ってみんと分からんけど、今日(一次予選)は軽かったですよ。最近の記念の初日は、全部1着か2着。どんな成績でも開き直って走って、今年の頭頃から少しずつ上がってきた。同い年の山口富生には、負けられませんからね(笑)」
打鐘の2センターで古城英之をすくい、三宅伸の後ろを確保した重倉高史が2着に入った。
「(別線が)ジャンか3コーナー過ぎで来るなら、飛び付いてやろうっていう気持ちがありました。前々に踏んで、どこで合うかっていう気持ちがあったのが良かったですね。ゴール前は転んでも良いっていうくらいの気持ちで踏んだら、コースが開いてくれました」