検車場レポート
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| 小笹 隼人 京都 105期 |
赤板で市川健太が押さえると、菅原裕太が単騎の戸伏康夫を捌いて3番手をキープ。一車下げた戸伏と江守昇でもつれて打鐘で江守が落車。後方で態勢を整えた小笹隼人が中団から合わせて踏み込む菅原を力ずくで飲み込み勝利を手にした。
「余裕を持ちすぎて車間を空け過ぎましたね。ずっと追いかける感じできつかった。今回、ハンドルを下げたら遠く感じでイマイチだったので、微調整します。調子が上向いた要因は1月伊東からシューズをイイジマに換えてからですね。道中で余裕があるというか、いい感じで踏めるようになりました」
菅原の後に切り替えていた戸伏が佐藤亙を弾くと、菅原が内から復活して2着で予選を突破。
「地元なので気合が入りますよね。失格をしているけど、まだS級点は諦めていないので。中団から合わせて踏もうと思っていたらもう横まできててヤバいと思ったけど、後ろを見たら（佐藤が）いなかったので助かりましたね」
佐藤が捌かれる窮地にも俊敏に切り替えた伊藤が戸伏が3着失格になり繰り上がった。
「確実に調子は戻ってきていますね。この歳になると経験だけが頼りなので、しっかり判断して踏めましたね」