検車場レポート
渡邉 晴智 静岡 73期 |
伊藤稔真を叩いて山本紳貴が、主導権を奪って逃げる。伊藤と中本匠栄で3番手の取り合い。最終2コーナー手前で外併走から中本が仕掛けて出る。渡邉晴智は小川勇介をさばいて、中本のまくりにスイッチ。直線半ばで中本をとらえた渡邉が、今年初勝利を挙げた。
「山本があんなに頑張ってくれた。(中本は)相当、脚を使ってただろうし、自分は(最終)2コーナーで内に(伊藤が)来てるのも見えた。どうしようかって考えてたけど(結果的にああいう形になった)。1着は12月以来なかったんで(良かった)」
「ホームで行っておけば…」と、最終ホームをポイントにあげた中本匠栄は、2着にも反省する。
「山本さんが緩めてた。でも、自分はそこで変に3番手に固執しちゃった。(山本が)駆けてくれれば、あそこで勝負で良かったんですけど。最後はキツかった。脚は悪くないと思います」