検車場レポート
伏見 俊昭 福島 75期 |
青板2センターでハナに立った野口正則がスピードを緩めていると、佐藤博紀は打鐘手前から仕掛けて、最終ホームで主導権を奪取する。番手の伏見俊昭は、2コーナーからまくってきた不破将登を合わせるように踏み込むと、そのまま後続を振り切って白星を挙げた。
「(佐藤との車間を)詰めたところで、(不破の)勢いを見ようと思ったんですけど、タイミングが違いましたね。最後は外を見れなかったです。(佐藤が)しっかりリカバリーをしてくれたお陰です。(今回が498勝目で)マジックはひこずるとキツイって、いろんな人から聞いているんで、(500勝は)早めに決めたいですね(笑)」
不破の後位から伸びた地元の松崎貴久が2着に入った。
「不破君がキツイところを行ってくれたお陰です。良いスピードをくれたし、自分も外を踏めたんで良かったです」