検車場レポート
坂木田 雄介 千葉 78期 |
坂木田雄介は赤板で後ろ攻めから上昇した橋本智昭ラインを追って南潤を6番手に下げさせて中団を確保。打鐘過ぎに先頭の橋本が一気にペースを上げて最終ホームを一本棒で通過すると反撃に出た南に合わせて坂木田は2コーナーからまくり出る。合わせ切って逃げる橋本を3コーナー過ぎで捕らえると後続の追撃を振り切って押し切り3連単19万円オーバーの高配当を演出した。
「(南君を)合わせるかどうかではなくて、自分がまくれるかどうかでしたね。橋本君のラインが3人で4番手ならまくれてなかったと思う。人の期待してのレースでした。前回の最終日に今期初の白星を挙げて気持ち的には楽でしたね。ただここで1着をとれるとは微塵も考えていなかった」
稲垣裕之は南が坂木田に合わされて出切れずも2センターから自ら踏み上げて2着に入った。
「展開もあり、軽快される立場でしたけど、それでも(南君には)力で乗り切ってほしかったです。坂木田さんも強くてゴール前で踏み直されて抜けなかった。自分の状態は悪くないので、2次予選も頑張りたい」