検車場レポート
萩原 孝之 静岡 80期 |
押さえて出た吉田拓矢に、根田空史がカマシ気味に襲い掛かり主導権を奪う。勝瀬卓也は付け切れないが、南関勢は3車で出切って吉田が4番手に入って最終ホームを迎える。逃げる根田の掛かりが良く、吉田、菅田壱道のまくりは不発。番手の萩原孝之が、チャンスをモノにした。
「自分も余裕があったので、(別線のまくりが)来たらブロックしようと思ってた。4月に開催がなくて、練習したぶん軽くなってると思います」
レースを支配してラインで3着までを独占した根田空史が、汗をぬぐう。
「(先に動いた吉田には)あえて付いていかないで、菅田さんの動きを見ながら、自分のもつ距離からカマシに行った。バンクコンディション的に重くて、ずっと引きずっている感じがあった。それでもゴールまで踏めたんで、かなり手応えがある。状態もかなり戻ってきていると思う」