検車場レポート
小嶋 敬二 石川 74期 |
金澤幸司が先に切って小林史也の先行を受けると、人気の小嶋敬二は7番手に置かれてしまう。それでも小嶋は最終ホームから仕掛けると、番手の濱口高彰がバックから離れてしまうほどの加速で後続をぶっ千切った。
「7番手になったのは別によかったんですけどね。ムダ脚を使わんとこうと思ってたので。でも、思いのほか前が踏んでたのでキツかった。バックの向かい風を利用してまくってやろうと思ったら止んでた。顔見せでは重馬場だと思ってたのに、これじゃ6番(小林)伸びるやん!って(苦笑)。これで726勝。今年あと24勝したいね」
小嶋に合わせて2コーナーからまくった金澤が不発に終わると、その後ろから肥後尚己の内をすくった阿部秀樹が2着に突っ込んだ。
「前が頑張ってくれました。(金澤が)合わされて危なかったし、外を踏んだら誰かが内に来ると思ったんで。そしたら8番(肥後)のところも空いたんでラッキーでした」
逃げた小林史也が3着に粘った。
「最後は一杯でした。4番(金澤)が先に切ってくれたのもよかったですね。でも(同県、同期の)中西(大)は1着で僕は3着なんでね。頑張って追いかけたい」