検車場レポート
志智 俊夫 岐阜 70期 |
野原雅也が打鐘で先頭に踊り出たが、才迫開が一気に叩いて主導権。3番手で態勢を立て直した野原は2コーナーから反撃に出ると、追走した志智俊夫が鋭い伸びて白星スタート。
「ホーム前に内が気になって締め込んだけどちょっと危なかったですね。付け切ってからは余裕というか、野原君がキレの良いまくりを打ってくれたので巧いことスピードを貰って差せましたね。風が出てきたから受けないように小さく丸くなってついて行きました」
別線の包囲網を軽々と突破したように見えた野原であったが、苦しそうにレースを振り返る。
「とりあえず一旦、先行態勢に入ってしまえば叩かれても3番手は取れると思ったので。内が併走になっているときに来たので出させました。でもずっと重かったですね。2コーナーで仕掛けたけどまくりに行くのをためらうくらいに重かった。ラインで仕掛けて良かった。練習で色々試していたけど、走る前になって試すのが怖くなってセッティングを戻した。それもあって違和感があったのかも。明日はセッティングを修正します」
果敢に攻めた才迫であったが野原にまくられて4着に沈んだ。
「とりあえず野原さんに駆けさせる選択肢はなかったので。本当はもっと後ろに置きたかったけど、ああなりますよね。負けはしたけど自分のレースはできたし4着だけど2予には勝ち上がれたので明日も頑張ります」