検車場レポート
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| 荒井 崇博 佐賀 82期 |
赤板で松坂洋平が上昇して打鐘前に先頭に立つと2センター付近から徐々にペースを上げいく。前受けから5番手まで車を下げた山崎賢人は打鐘4コーナーから反撃を開始すると1コーナー過ぎで逃げる松坂を捕えてさらにグングンとスピードを上げて最終バックを通過。絶好展開を迎えた荒井崇博は4コーナーで車を外に持ち出すと直線で追い込み4度目の地元記念制覇を成し遂げた。
「ゴールした時は（優勝したか）わからなかった。この歳にしては良いペースで（記念優勝を）獲れているんじゃない。アマチュア時代から見ていた（山崎）賢人の後ろから優勝できたのが嬉しい。たまたま地元記念に調子が合わさった。どんぴしゃやったね」
終始九州勢後位を回っていた松浦悠士は直線で荒井に迫るも交し切れず。
「（山崎）賢人がいくと思ったのでまずはそこからと思った。いかなければ自分から踏んでいた。ハンドル投げは自分としてはもうひとつ待ちたかったけど、いつも脚があった所で投げるので。オグさん（小倉竜二）に投げ方教わります」
平原康多はまくり追い込むも届かず3着まで。
「もうワンテンポ早くいきたかったですね。松坂も結構踏んでいたのに賢人にいかれた。2車いかれたのは想定内だけど、小倉さんが遅れたのが時間差攻撃になって効いた。その分、届かなかったかな。本当にもうちょっとでしたね。結果は出せなかったけど、今開催で感覚は掴めました」