検車場レポート
山本 直 岡山 101期 |
赤板過ぎに小森貴大が主導権を奪うと、中団は内に藤根俊貴、外に山本直で併走になる。小森は後ろを確認しながらペースを掴むと、最終ホームでも中団は併走のまま。2コーナーから山本が一気にまくり上げると、逃げる小森を3コーナーで捕えてゴール線を先頭で駆け抜けた。
「叩いたら藤根(俊貴)を出させてしまうし中団で勝負しました。併走からですけどキツくはなかったし感じは良かったですね。今年の西武園記念の時に後閑(信一)さんにセッティングや体の使い方などアドバイスをもらってそれが活きている。1週間前に二人目の子供が産まれてそれで気持ちも入っていますね」
小林圭介が俊敏に内を突き直線で抜け出しての2着。
「見てくれは悪かったですけど(増田鉄男に)内を押し込まれてしまって。もう内をいくしかなかったですね。山本(直)君が叩いてくれれば藤根(俊貴)君もすんなりいけたと思うんですけどね。ただ今日は踏んだ感じも悪くなかったです」