検車場レポート
伊藤 信 大阪 92期 |
人気を集めた関東勢は吉田拓矢が最終4コーナー7番手からの巻き返し。一気のスピードでまくりきってしまう思われたが、本多哲也の猛抵抗に遭い、すんなりと出切ることができない。両ラインの踏み合いを伊藤信が鮮やかにまくって前回優勝の好調さを見せ付けた。
「僕には良い展開になりましたね。あんなにスタートけん制になるとは思っていなかったですけど。前回が終わってから2週間は競技用の自転車しか乗っていなくて、スカスカした。前回(外国人選手を相手に優勝)に比べてどうかと言われるとわからないが、近いくらいのデキですね」
神山拓弥は伊藤を止められなかったが、吉田を援護して2着をキープ。
「もがきあいになってしまったし、仕方ないですね。拓矢も出るのがキツそうだった。出切って、落ち着いた時にきちゃったので。そしたら(高間が)離れてきたので、そこからは冷静にいって。俺は余裕すぎるくらいデキが良いけど、抜きすぎちゃうんじゃないかっていうのがあった」