検車場レポート
山崎 賢人 長崎 111期 |
佐伯辰哉の上昇に大西祐が誘導員を残して下げると、佐伯も誘導との車間を大きく切って5番手の山崎賢人を警戒する。打鐘過ぎ4コーナーから佐伯が踏み上げると、山崎賢人はホームからの巻き返し。一気に前団を飲み込んで大坪功一の追撃を振り切った。
「仕掛けるタイミングがちょっと遅かったですね。赤板で内に差して自分でタイミングを逃してしまった。ジャンでも行くタイミングがあったけど、見ちゃいました。もう少し早めに行ければ良かったです。(今回は脇本雄太のフレーム)悪くはないんで、2日目も使おうと思う。ただいつもの感じならもう少し早く伸びるし、ゴール前も力んでた。悪くはないけど、もうちょっとかなってところはある。1着はいいけど、内容も(意識したい)」
2車単270円の一番人気に応えた大坪功一はホッと胸をなでる。
「オッズを見なくていいのに見てしまった。賢人も早めに行けば決まってたと思うけど、とりあえず良かった。踏み出しでヤバいと思ってハンドルを持ち換えた。賢人の後ろは緊張するけど、僕も悪くないと思う」