デキは良好

　12月3日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」フォースクォーター ラウンド2の一次予選が行われた。5Rには村田瑞季が出走し、力強いまくりで他を一蹴して白星発進を決めた。
　
　レースは残り3周前に動いた大中拓磨に乗って村田は好位を確保。その後は谷口力也が大中を叩いて先行体勢に入り、村田は3番手で冷静に脚をためて残り1周でスパートを開始。スピード良く一気に前団をのみ込むと、追った北野武史を振り切り先頭でゴール板を駆け抜けた。

　今シリーズは前回初優勝を飾った勢いそのままに参戦し、タイムトライアルでは自己ベスト更新と好調振りをアピールしていた。
　「（前回初優勝を飾り）道がどんどん開けてきて感動している。今回はS級との混合戦で実力がある選手が多いので、しっかり気持ちを切り替えて臨みたい。前回優勝した時以上のパフォーマンスは出せると思う」

　レースでは冷静な立ち回りから鋭いまくりを決めて、好スタートを切った。
　「空いていたから巧くいい所に入れた。行ける所から行こうと思っていたけど、誰がカマしてきても対応できる気持ちはあったし、余裕はあった。踏み出した時の感触は少し重かったけど、前に並んだ時にはいける感触があった。どの戦法でも勝てる自信はあるし、やっちゃいけないことだけやらないようにして次（二次予選）に臨みたい」

　近況は競輪でも好走が目立つ村田。ピスト6でも調子の良さを生かして、初のSA混合シリーズ制覇を目指す。

• 選手詳細データ

• 
  村田瑞季 選手京都・117期