佐藤幸治、永澤剛といった優勝経験者も参戦

　2月2日～3日にTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2023 ラウンド36が開催される。今シリーズは優勝経験ある強豪が揃い混戦も、連続完全Vで勢に乗る佐藤幸治が中心。近況はPIST6と現行競輪ともに充実期にあり、優勝に一番近い存在だ。4度の優勝経験があり実績上位の永澤剛も力は互角。地元のホープ・荒川仁も争覇圏内に位置しており、稲毛健太や志智俊夫といったS級1班の実力者達の上位進出も十分にありえる。

　PIST6での実績ある選手が注目を集めるなか、1日の前検日に行われたタイムトライアルでは、初参戦の真鍋智寛が10秒410を叩き出して全体3位で通過した。
　「250バンクを走るのは2年ぶりぐらいで緊張して恐怖感があった。トップスピードにも乗せられなかったし、聞いていた通りのライン取りもできなかった。タイム自体は10秒台の後半だと思っていたけど、思いのほか出たと思う。PIST6のレースは動画で見てきてある程度イメージはできているけど、実際に思った仕掛けができるかは走ってみないとわからない。現行競輪では今期からS級に上がって、早くも壁に突き当たっている。でも基本は先行で頑張りたいと思っているので、今は積極的に走るようにしている。今回はPIST6だし、勝てる競走をしていきたい」

　アマチュア時代にはケイリンやチームスプリントの全国大会で優勝を果たすなど、競技実績は十分。ポテンシャルも非凡なモノを秘めており、強豪揃う今シリーズでも侮れない存在だ。

• 選手詳細データ

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  真鍋智寛 選手愛媛・121期