連勝記録はストップも仕切り直す

　6月10日（火）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 6月 第2戦が開催される。優勝経験者は5名が参戦。これまでに3度のV経験がある地元の鈴木浩太（千葉・119期）や、依田翔大（山梨・123期）など若手機動型が多くそろった印象だが、やはり大注目は優勝回数15回と他を大きくリードしている河端朋之（岡山・95期）がV最有力候補だろう。前回のPIST6では決勝戦で3着に敗れて、連勝記録は63でストップしてしまったが、仕切り直しのシリーズに挑む。
　前検日の9日に行われたタイムトライアルでは、10秒3台、4台を叩き出す選手が続出するなか、10秒061とひと際飛び抜けたタイムで堂々の1位通過を果たした。

　「前回のPIST6は根田（空史）君が強かったです。全プロ競技ではスプリントに出場して2位でした。雨谷（一樹）君が技術的にも上でしたね。近況は現行競輪でも自分らしいレースができていると思う。連勝は63で止まってしまったが、またイチから一戦一戦頑張るのみです。タイムトライアルは例年のこの時期と比べると0.1秒ぐらい遅いが、最近のなかではいい方だと思う」

　近況は全プロ記念競輪や取手記念で持ち味を生かした好スピードのまくりで白星を挙げるなど好調を維持している。今シリーズでも力の違いを見せつけて、最多優勝記録更新となるか注目したい。

• 選手詳細データ

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  河端朋之 選手岡山・95期