松崎広太との両雄対決が注目のシリーズ

　6月21日（土）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 6月 第3戦が開催される。15回の優勝回数を誇る堀江省吾（長野・119期）と、参戦回数9回のうち6度の完全V実績がある松崎広太（茨城・123期）の両雄対決に注目が集まるが、近況力を付けてきた原田翔真（和歌山・121期）や、表彰台経験者も多数参戦し、予選から注目のレースが続きそうなシリーズだ。ここでは優勝回数でリードする堀江をピックアップする。前回四日市GIIIでは、二次予選で得意のロングスパートを決めて白星をゲット。確定板入りはその1度のみだったが、連日先行策に見せており、着以上に動きが軽快だった。

　「前回の四日市GIIIは自分でも納得のいく競走ができたと思う。今は来月の弥彦記念に向けて練習をしているところです。松崎君には一度決勝で負けているし、最近の競走を見ていても強い競走をしている印象なので、自分が挑戦者の気持ちで頑張りたいですね。今年はまだPIST6での優勝がないので、今回優勝できるように頑張りたい」

　意外にも今年はPIST6での優勝がないが、今回が今年3度目のPIST6参戦。落車明けの復帰戦だった前回3月 第4戦と比べれば、近況は状態をかなり戻してきていそうで、今シリーズでは半年ぶりの優勝を目指す。

• 選手詳細データ

• 
  堀江省吾 選手長野・119期