同期対決に燃える篠田幸希が登場

　6月28日（土）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 6月 第4戦が開催される。優勝経験者8名を中心に実績のある精鋭が集結したシリーズだが、実績面では8度の優勝を誇る黒瀬浩太郎（広島・123期）が優勝候補の筆頭格。通算6度のVがある木村皆斗（茨城・119期）は、5月岸和田でS級初優勝を達成し、その後も武雄ミッドナイトG3や、地元の取手記念で大活躍をみせており、その勢いで久々のPIST6の頂点も狙えそうだ。ここでは2開催連続で完全優勝を果たしている篠田幸希（群馬・26歳）に注目した。

　「前々回の別府G3は腰の状態が良くなくて欠場したが、もう大丈夫。現行競輪では先行主体の競走を意識している。タイムトライアルは駆け方を失敗してしまって走った感じはイマイチだった。今回は黒瀬（浩太郎）君がいて、養成所時代からのライバルなので倒せるように頑張りたい」

　現行競輪では3月前橋G3で決勝進出を果たすも、その後は準決勝止まりが続いている。しかしその言葉通りまくりの比重が多かった頃と比べれば、最近は積極的な競走を増やしており、それが結果に現れるのも時間の問題だろう。PIST6では3戦のうち2度完全優勝をしていて、強豪そろった今シリーズでも決して見劣りはしない。また若手が多い印象の今シリーズでは、在所1位の荒川達郎（埼玉・123期）、在所2位の黒瀬、在所3位の篠田と123期生の在所トップ3選手がそろっていて、この123期生対決も1つ注目してみたいところだ。

• 選手詳細データ

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  篠田幸希 選手群馬・123期