優勝経験者9名が集うハイレベルなシリーズ

　9月4日（木）からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 9月 第1戦が開催される。グレードレース戦線を中心に活躍する地元の根田空史（千葉・94期）がシリーズリーダー。前回2度目の優勝を飾った原田亮太（千葉・115期）や、山田駿斗（千葉・123期）と地元の優勝経験者3名が中心となってきそうだが、ここでは1年1カ月ぶりのPIST6参戦となる佐藤幸治（長崎・92期）に注目した。これまで12回の参戦のうち優勝4回、準優勝4回と圧倒的な成績を残しており、当地は本人が「ドル箱バンク」と口にするほどの好相性走路で、久々のPIST6参戦を心待ちにしていた様子だった。

　「やっとこの日がきたという感じですね。昨年8月に誘導妨害の失格をして1年間走れなかったので、PIST6を走れるのを楽しみにしてきました。（7月からA級に降級して）しっかりと流れを見ながら自分でやれることはしっかりやれて結果が付いてきているのでいいですね。練習はしっかりとやれているし、体調もそこまで崩したりとかはないので、状態はいいと思う。久しぶりのPIST6なので、まずは決勝まで勝ち上がって、決勝で着に絡めるように頑張りたいですね」

　前検日の3日に行われたタイムトライアルは、10秒413の好タイムを叩き出して3位で通過した。昨年8月 第3戦の完全優勝を含め、PIST6は9開催連続で予選、準決勝で白星を並べており、今シリーズでも抜群のスピードを発揮してV争いに加わってきそうだ。

• 選手詳細データ

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  佐藤幸治 選手長崎・92期