『ルーキーシリーズ2020』最終日 ~伊東競輪場~

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永塚祐子
逃げ切りで在所ナンバーワンの力を見せた
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山口拳矢
負け知らずの6連勝で7月のチャレンジを迎える
永塚祐、山口拳、ともに6連勝

 広島、小倉と開催されてきた117、118期による「ルーキーシリーズ2020」の最終シリーズの決勝が、6月14日に伊東競輪場で行われた。118期は最終ホームで主導権を奪った永塚祐子が、先行策で押し切って優勝。デビュー場所の広島に続く3連勝での完全Vを飾り、在所ナンバーワンの力をアピールした。また、117期も山口拳矢が、小倉に続く6連勝で優勝。地元の静岡勢が3車で結束し、単騎の山口にとっては厳しい戦いとなったが人気に応えた。5月からスタートしたルーキーシリーズは、この伊東が最後の開催。7月から117期はチャレンジ、118期は先輩ガールズとの新たなバトルが待ち受けている。

【永塚 祐子(神奈川・118期)次回は7月17日からの平塚F2に出場予定】
 「(決勝は)やっと自分がやりたい動きができた。ただ、(シリーズを通しては)広島より内容が良くないですね。後ろに増田(夕華)さんがいたのはわかったんで、そのまま引き連れると差されてしまうかと思ったけど、強気にいきました。緩急をつけようかと思った分、踏み出しは良くなかったです。課題も見つかったんで、問題点を師匠(石井毅)に相談して(修正して)7月を迎えたいです。(7月の平塚は)尾崎(睦)さんと一緒なんで、胸を借りるつもりです」


【山口 拳矢(岐阜・117期)次回は7月9日からの名古屋F2に出場予定】
 「初日、2日目はラインを組んで、最終日が単騎だった。どんな展開でも勝てるっていうところを見せられた。7月のデビューまでに、ラインっていうものをもっと理解して迎えたい。今日は風があったんで(バンクが)重かったけど。(脚は)だんだんと上がっていく感じだったので、この3日間で一番良かった。(ウォーミング)アップしてても、なんとなく勝てる感じがした。(9連勝でのA級2班に特班は)自信がない。そんなにうまくいくとは思ってないです」

竹内祥郎記者

2020年6月14日 18時27分

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