松浦悠士が岸和田キング争覇戦を制す ~和歌山競輪場~

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松浦悠士
新年初Vを決めてガッツポーズ
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全力のハンドル投げを見せる②番車の松浦悠士
新年一発目で結果を出す

 1月12日(火)、和歌山競輪場で岸和田競輪開設71周年記念『岸和田キング争覇戦』の決勝戦が行われた。優勝を飾ったのはS級S班の松浦悠士(広島・98期)。才迫開(広島・101期)を目標に最終バックから自らまくり出て新年早々に結果を出した。松浦は昨年も当地で行われた『和歌山グランプリ』を制しており、2年連続で走り始めとなった和歌山で記念制覇となった。

 レースは、赤板手前から動く。和田真久留が押さえて位置を取りに出ると、才迫が2コーナーの下りを使って一気にスパート。才迫はペースを緩めることなくハイピッチで主導権を握ると、松浦は車間を空けて別線の動きを見定める。最終バック前に才迫のスピードが落ちると、松浦は番手からまくり出て、終始追走した稲川翔を寄せ付けずにゴール線を駆け抜けた。
 「初手は南関の後ろかなって感じでした。あとは和田真さんの出方でどうするかと。早めに小松崎さんが仕掛けてきて焦ったけど、才迫君のカカリが良くて。浅井さんも見えたので、僕もしっかり(優勝を)獲るつもりで踏ませてもらった。才迫君の頑張りに尽きる。自分一人では厳しかったと思います。同県の選手と連係しての優勝は格別ですね。状態が悪い中で結果を出せて、本当に和歌山に来て良かった。良いスタートをきれたし、今のデキでこうやって結果を出せたので、また次から楽しみです」

 

本吉慶司記者

2021年1月12日 16時35分

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