松浦悠士が悲願のダービー制覇 ~京王閣競輪場~

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松浦悠士
優勝トロフィーを手にガッツポーズを決める
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松浦悠士
賞金ボードを高らかに掲げる
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最内に佐藤慎太郎、その内が松浦悠士、郡司が外を迫るゴール前
今年最大の目標と公言していた大会を制覇

 5月9日(日)に第75回日本選手権競輪の決勝戦が行われた。誰が勝っても初の〝ダービー王〟となる大一番は松浦悠士(98期・広島)が優勝。盟友の清水裕友の仕掛けに乗って鋭く抜け出す。長い写真判定の末に郡司浩平を微差で下して悲願を達成した。

 「裕友がいいタイミングで駆けてくれましたね。郡司が後ろに嵌ったのがわかって、いつ来るかわからなくてゴールが遠かった。一番調子良い郡司が後ろにいたので早めに仕掛けて欲しかったけど最後までためられた。裕友が頑張ってくれた。肘をひっかけて(佐藤)慎太郎さんには勝てたと思ったけど、内を気にし過ぎて郡司にはいかれたかと。写真判定が長かったので、早く結果が出て欲しかった。ここに向けてと思っていましたけど、ピークじゃなかったですね。裕友と一緒にグランプリに乗りたい。中四国から一人でも多く」

 2着の郡司浩平(99期・神奈川)は惜しくもGⅠ三連覇の偉業を達成できなかったが、競輪祭や全日本選抜のように深谷知広、松井宏佑のいないシリーズでも4日間とも自力で戦い確かな手応えをつかんだ。
  「あそこで勝負をしようと。変に叩きに行くタイミングもなかったですし、清水の突っ張りもあるかなって。でも5番手で併走だと旨味はないかなって思って詰まったので。いい位置を取れたたけど松浦に見られてしまって弱気になった。仕掛けたら合わされるなって。それでゴール前勝負でいいかなって。良くて同着か、もしかしたら内の慎太郎さんかなって感じでした。ちょっとおおげさに避けちゃいましたね。でもまともに当たったらないと思ったので。深谷さんや松井がいなくてもいつでも獲れる状態にって。しっかりゴール前勝負できたのは大きいですね」

 3着には佐藤慎太郎(78期・福島)が入線。郡司浩平を目標に直線で内を突いてあわやの強襲劇を披露した。
「松浦の肘が引っかかってしまって。でも抜く場所じゃなかった。かけられたらかけ返せばいいって判断だったんですけど。内へ避けていればアタマまであったかも。松浦がイメージよりも外に膨らんだので。でもダービーの決勝で優勝争いができたことは素直に嬉しいですね。自信になります。松浦、郡司って競輪界を引っ張っていっている選手ですから」

細川和輝記者

2021年5月9日 18時01分

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